痩身エステで行われる施術の種類によって、脂肪を落とすことができる部位はそれぞれ異なります。
施術の特徴を把握しておくことで、施術がスピーディーに進めやすくなるだけではなく、お客様への提案もしやすくなるでしょう。
そこで本記事では、脂肪を落とす部位ごとにおすすめの施術を紹介します。
痩身エステで行う施術の特徴を把握しておきたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
脂肪を落とす部位ごとに行う施術の種類
お客様から「この部位の脂肪を落とすにはどの施術がいいのか」という質問があった際にスムーズに答えられないと、お客様は痩身エステに通うことが不安になるでしょう。
どの施術が、どの部位の脂肪を落とすことに効果的なのかを把握していることは、お客様からの信頼を得ることに直結します。
脂肪を落とす部位ごとにおすすめの施術を以下で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
部位①お腹回り
脂肪がつきやすいお腹回りの脂肪に悩んでいる人は多く、痩身エステのなかでは特に選ばれることが多い部位として知られています。
お腹回りの脂肪を減らす効果が期待できる施術の種類は以下のとおりです。
キャビテーション
超音波で脂肪細胞を破壊することで血液やリンパの流れをよくする施術のことを、キャビテーションといいます。
キャビテーションでは、落とすことが難しいとされる深い脂肪層の脂肪を破壊できるだけではなく、セルライトという脂肪による肌の凸凹を改善する効果も期待できます。
脂肪を排出しやすくなるだけではなく、肌の表面をきれいにする効果があるので、セルライトが目立つ方に効果的です。
キャビテーションの詳細についてはこちらのサイトにも詳しく書かれているので、ぜひ一度確認してみてください。
EMS
体に電極パッドを装着して電気を流すことで、筋肉を鍛える施術のことを、EMS(Electrical Muscle Stimulation)といいます。
EMSでは、鍛えることが難しい体内の奥深くにある筋肉を、寝ながら鍛えられるようになっています。
即効性があるような施術ではなく、基礎代謝をアップさせて痩せやすい体づくりを目指す施術なので、運動不足の方や基礎代謝をアップさせたい方から選ばれることが多いです。
EMSの詳細についてはこちらのサイトに詳しく書かれているので、ぜひ一度確認してみてください。
部位②二の腕
脂肪がつきやすい部位である二の腕も、痩身エステでは選ばれることが多い部位の1つです。
二の腕の脂肪を減らす効果が期待できる施術の種類は以下のとおりです。
脂肪冷却
脂肪を落としたい部位の温度を下げることで、体内の脂肪細胞を部分的に破壊する施術のことを脂肪冷却といいます。
痩身エステの施術のなかには痛みを伴うものや内出血を起こすものもありますが、脂肪冷却は施術の際の痛みや身体へのダメージが少ないという特徴があります。
そのため、痛みに弱い方や内出血による肌の変色などを避けたい方から選ばれやすい施術です。
吸引ローラー
ローラーと吸引機能が合体した施術・機器のことを、吸引ローラーといいます。
肌の表面に浮き出たセルライトを吸引ローラーで吸い込んでほぐしていき、リンパや血液の流れを改善しながら皮下脂肪を取り除いていくような施術になっています。
吸引ローラーによる施術は効果が実感しやすく、なおかつ基礎代謝がアップすることからリバウンドをしにくいという点が特徴です。
しかし、人によっては施術の際に強い痛みを感じることや内出血を起こす可能性があります。
痛みや内出血が生じたことでクレームに発展する可能性もあるため、吸引ローラーの施術を行う際には、お客様へのヒアリングや説明をしっかりしたほうがよいでしょう。
部位③太もも
脂肪がつきやすくおちにくい太ももをなんとかしたい……と頭を悩ませている方は多いです。
太ももの脂肪を減らす効果が期待できる施術の種類は以下のとおりです。
キャビテーション
お腹回りだけではなく、太ももの脂肪を落とす場合にもキャビテーションは効果的です。
太ももの脂肪はお腹回りと同様に脂肪が厚くなりやすく、なかなか脂肪が落ちないという特徴があります。
しかし、キャビテーションでは、落とすことが難しいとされる深い脂肪層の脂肪が効率よく破壊できて、なおかつリバウントも起こりにくくなります。
また、キャビテーションには部分痩せにも効果があるため、「太ももの脂肪だけどうしても落ちない」といった部分太りに悩んでいる方にもおすすめできるでしょう。
ハイフ(HIFU)
高密度の超音波で皮下組織のゆるみを改善する施術のことを、ハイフ(HIFU)といいます。
脂肪自体を破壊するのではなく、皮下脂肪のしたにあるSMAS層という筋膜に熱エネルギーを届けることで肌を引き締めます。
施術の3~4か月後に効果を実感しやすいとされており、施術の際の痛みが少ないといった点が特徴です。
また、施術にかかる時間も短く1時間以内に終わることが多いため、短時間で施術を済ませたい方からも高い人気があります。
ラジオ波の詳細についてはこちらのサイトに詳しく書かれているので、ぜひ一度確認してみてください。
部位④ヒップ
ヒップも脂肪がつきやすく落ちにくい部位の1つです。
ヒップの脂肪を減らす効果が期待できる施術の種類は以下のとおりです。
キャビテーション
お腹回りや太ももと同様に、ヒップも脂肪が分厚くなりやすく脂肪を落としにくい部位の1つに数えられています。
そのため、ヒップの脂肪を減らすためには、血液やリンパの流れをよくしつつ、脂肪細胞を破壊できるキャビテーションは効果的だといえるでしょう。
お尻周りの部分痩せができずに頭を悩ませている人は多いため、部分痩せに向いているキャビテーションとは相性がよいです。
吸引ローラー
脂肪がつきやすくセルライトで凸凹がでやすいヒップをすっきりさせるためには、吸引ローラーも効果的でしょう。
吸引ローラーを使って施術することで、脂肪を落としにくい皮下脂肪を除去しつつ、基礎代謝がアップできます。
また、ヒップは比較的痛みを感じにくい部位なので、お腹回りや太ももよりも痛みを感じにくいという特徴もあります。
部位⑤ふくらはぎ
普段あまり意識しないふくらはぎも、人によっては多くの脂肪がつくことも。
ふくらはぎの脂肪を減らす効果が期待できる施術の種類は以下のとおりです。
ラジオ波
体内で熱を発生させるための高周波を照射する施術・電磁波のことを、ラジオ波といいます。
体内を温めて基礎代謝をあげることで脂肪が燃焼しやすくなるだけではなく、血液やリンパの流れが改善することで老廃物を排出しやすくなります。
即効性があるような施術ではなく、リバウンドがしにくい痩せやすい体質を目指す施術だといえるでしょう。
そのため、基礎代謝が低く脂肪が燃焼しにくい人や、冷え性の人などから選ばれることが多い施術です。
ラジオ波の詳細についてはこちらのサイトに詳しく書かれているので、ぜひ一度確認してみてください。
脂肪冷却
ふくらはぎは、お腹回りや太ももと比較すると脂肪がつきにくいため、脂肪が分厚くなりにくいという特徴があります。
そのため、体内の脂肪細胞を部分的に破壊する施術である脂肪冷却も、ふくらはぎの脂肪を減らす際には効果的です。
脂肪冷却で脂肪細胞を減らしつつ、痩せやすい体質を目指すことでダイエットにつながりやすくなります。
それぞれの部位に対応した施術の種類を覚えて集客につなげよう
いかがでしたでしょうか。
お腹回りや二の腕、太ももなどが、痩身エステでは施術することが多い部位とされています。
施術の内容によって対応している部位はそれぞれ異なるため、どの部位にはどういった施術が効果的なのかを把握しておくことで、施術がスムーズに進められるでしょう。
今回紹介したもの以外にも施術にはさまざまな種類があります。
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